UVA(ウバ) BOP 60g

さわやかな香りとキレのある味わい。

世界三大紅茶の名にふさわしい繊細な風味の茶葉を、製茶したての状態で、現地で袋詰めしています

 

リーフ60g
入れ方 茶葉3g 100度熱湯300ml 抽出時間3分~4分 

ストレートの場合、抽出時間3分までのほうが、ウバのさわやかな風味がお楽しみいただけます。
渋みが出にくい新鮮な茶葉なので、風味強めのミルクティーにはやや長め(5分)に抽出し、物足りなかったら茶葉を多めにしてください。1杯目をストレート、ポットに残った2杯目をミルクティーという飲み方も楽しめます。

おすすめ /ストレート、ミルク

 

 

 

世界三大紅茶と名高いウバですが、その名にふさわしい茶葉が取れる地区は狭く、収穫量も限られています。上位クラスのウバほど、毎年、風味が変わりやすく、保存状態も影響する、非常に繊細な紅茶です。
日本で名前が知られる茶園やメーカーのブランド力ではなく、SHA CEYLON店長が飲んでみて「仕入れたい」と思ったウバは、まだ日本に入ってきていない欧州向けの銘柄でした。

ウバ地区で採れた茶葉ならウバといえるのですが、巷でいわれる明らかなミント香は、クオリティシーズンものでないと、なかなか難しいものです。
ですが、そこは農産物。クオリティシーズンもののほうがおいしくない、という年もあります。それに、通常シーズンものでも、優秀なウバは、探せばあるのです。

SHA CEYLONでは、その探しに探したウバを、製茶したての新鮮な状態で、現地で袋詰めして日本に空輸しています。いい状態で保存できるよう、袋はやはり日本製。実際にウバをこの袋に1年程入れてみて、日々飲んで、変化を確認して選びました。

おすすめはストレート。キレのある味は、やはりストレートのほうがわかりやすいですが、やや濃い目に入れてミルクティーにしても、ウバらしさが出ると思います。新鮮な紅茶本来のおいしさが楽しめますので、普段お砂糖をお使いの方は、まず一度お砂糖なしでお試し下さい。

巷では、表記なしで香料でお化粧されたウバと呼ばれる紅茶が出回っていますが、スリランカ政府紅茶局(ティーボード)は、そういう紅茶をウバとは認めていません。スリランカ国内や、輸出国への輸送中でも検査員が入り、取り締まっています。
SHA CEYLONのウバは、もちろんそういう香料などは一切使っておりません。自然の恵み、スリランカの紅茶職人の技術と誇りによって生まれる貴重な茶葉を、日本の紅茶通の皆様に知っていただければと思います。

 

 

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(消費税込)

¥1,890

 

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SHA CEYLON TEA

世界的に定評があるスリランカ政府紅茶局ティーオークションのトップクラスをお届けします

 

オゾンフレンドリー認証商品

こちらの紅茶は、日本には当店だけが輸入している商品です。日本農林水産省による有機JAS認証(規定内の農薬や肥料を使用)の申請をする予定はないため、当店ではオーガニック、有機、無農薬等の言葉は使用していません

 

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湿布のにおい? ペパーミントの香り?

世界三大紅茶・ウバは意外にやっかい

ウバの個性は、ミントのような、薔薇のような(本来ミントとは対照的ですが)香り、キレのある味、独特の渋み、etc. いろいろ表現されています。実は同じウバでも、地域によってミント系の風味が薄いもの、ほとんどないもの、またバラのような香りが強いものがあります。

それでも、クオリティシーズン、それも何年かに一度とれる出来のいい茶葉は、どのウバ茶であっても、その個性が強まります。その香りや味は、むしろくせが強いと言えるほどです。

 

ですが、年中でまわっているウバで「湿布」「ペパーミント」と即わかる、までいくと、ちょっとおかしい。明らかに。

ウバは、フレーバーティーではないのです。

 

手摘みしたて、製茶したての最高級のウバ茶は、確かにほかのどの産地の紅茶とも違う、とはっきりわかります。

抽出中のポットの中では強めにでる明らかなミント系の香りが、カップに注ぐと弱まり、花のような薔薇のような、柔らかな香りに近くなります。

ですが、ウバはもともと非常に繊細な紅茶。製茶から容器に入るまでの工程や保管状態によって、味や香りが簡単に弱まってしまいます。

日本で売られているウバ茶で、いい状態のものは、あくまでも「ほのか」に上記の特徴を楽しめるものだと思います。

そしてウバ地区でとれた茶葉なら、確かにウバです。嘘ではない。

ただ、明らかに「湿布」や「ペパーミント」と感じるほど強い香りや、強い味がしたら、それはウバであっても、どこかの工程で「お化粧」をされたウバなのかもしれません。

 

日本で生活するようになり、そういうお化粧をされた紅茶を何度か飲んだことがあります。

最近飲んだのは、スリランカから輸出され、輸出先の国で商品化され、世界中で販売されている結構メジャーな会社のものです。

某社のイングリッシュブレックファストは、原材料は紅茶のみとなっていましたが(香料の記載なし)、微量のしょうが(ジンジャー)系の香料で調整されているのがわかりました。

また、同社の「セイロンティー」という商品には、記載のないミント系の香料が、ごく微量ですが入っていました。

 

それをおいしいという人がいる。

その人が選んだのものなら、それはそれでいいんです。

でも、「ピュアセイロンティー」がどんなものか、もうちょっと日本で知られてもいいんじゃないかなと思っています。

「香料や糖分で調整されていないピュアセイロンティーが新鮮な状態だと、本当はこういうふうなんだ」、と。

シングルオリジンでも、ブレンドでも。

 

スリランカにとって、紅茶は誇りある輸出品。

ウバだけでなく、すべての銘柄がその名の通りの品質なのか、スリランカ政府紅茶局(ティーボード)は、現地ではもちろん出国後も輸送船内で抜き打ちチェックをするなど、いろいろな段階で厳しく検査しています。近年、スリランカではその検品が、さらに厳しくなっています。 

 


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