「SHA CEYLON急須で紅茶」は、急須でさっと気軽に入れられます。本当にテキトーに入れても、本格派の味と香り。濃いめに入れて、ミルクティーもおすすめです。香りを楽しむためには、緑茶用とは別の、眠っている急須を活用してください。
薄め、濃いめで食事にも和菓子にもあう万能タイプの銘柄です
2月にすでにお知らせしていましたが、バタバタしていて日がたってしまいました。当店でティーバッグの取り扱いをやめた件です。
一番の問題は、味です。
当店ではもともとフレーバーティーだけティーバッグを扱っていましたが、普段、自分たちスタッフはブラックティー(普通の紅茶)でもティーバッグでは飲んでいないんです。
忙しいときでも、疲れていても、リーフ。
(特に「SHA CEYLON急須で紅茶」の出番です)
ティーバッグでリーフティーを超える味はない、と思っているし、実際ないからです。
それは、紅茶が本当にお好きな方ほど、皆さま同じことをおっしゃいます。
同じ茶葉でも、ティーバッグに加工されると、どうしても味や香りがしぼむ、というのでしょうか。ふくらみのようなものがなくなる気がします。
それに、ある紅茶好きの方は「だしよ、だし(出汁)。ティーバッグの素材って、いろいろあるでしょ。あの素材から、何かしら味やにおいが出てる気がする」とおっしゃっておりました。
「だし」には、ちょっと笑ってしまいましたが…。ティーバッグ素材もいろいろと高品質のものが出ており、環境に還るというものもありますが、舌の肥えているお客様には、やはりその「だし」がおわかりになるのでしょう。
ティーバッグは楽天市場オープンに際し、他3社とのお付き合いで取扱いました。3社とも当店のテーマは理解してくれていたので、早々に取扱い終了の話もしていて、「オッケー」でおわりました。もともと、彼らとは違った方向から、最高のセイロンティーを日本の紅茶通のお客様にお届けするということで関係を築いているので、販売終了はまったく問題ありません。彼らとは、今も変わらず情報交換したり、相談したりしています。
それに、ティーバッグを作らなければ、使われる様々なティーバッグ素材の削減になります。
安全性を考慮し、紅茶の味を邪魔しない「だし」の出ないティーバッグを作るとなると、結構な経費もかかります。そして、使い捨てなのでごみが増えます。
ティーバッグを作らなければごみの削減になるし、ティーバック充填の機械に使う燃料も削減できることになります。
ティーバッグをやめる。ささいなことですが、これは味で勝負する高級リーフだからできることだと思います。
特に、当店の「急須で紅茶」は、「最高級リーフ」をポットでジャンピングさせなくていい、それに丸いティーポットでなく急須で入れていいという、紅茶業界や歴史上(!)でも大胆、めずらしい商品です。
ですが、紅茶通のお客様方にも、おいしさで大変好評をいただいております。
紅茶はやっぱりリーフでなきゃ、という紅茶通のお客様にも、本当に気軽に入れておいしく飲んでいただける紅茶です。
ティーバッグは確かに楽です。でも、紅茶のおいしさにこだわる方でしたら、不要なティーバッグから卒業してみませんか。