ピンク色の宝石は、日本ではお若い方向きという方もいらっしゃいますが、お若い方はもちろんのこと、日本でも宝石がお好きでいろいろとお持ちの方や、海外のセレブリティのコレクションに必ずあるのが、ピンクの宝石。
それは、トパーズやトルマリン等の半貴石ではなく、貴石のピンクサファイアです。
古来から、王族や貴族に愛されてきたピンクサファイア。
写真のような眩いばかりの大粒は、自信に満ちた女性、年齢を重ねて自分のスタイルを持っている女性にふさわしい特別な宝石です。
スリランカで採れるサファイアのうち、約60%がブルー系、約25%が橙・黄、約15%が赤・藍・紫なので、ピンクは決して多くはありません。
薄かったり、ルビーのように赤よりのものも多く、「真のピンク」はさらに少なくなります。
写真上は、どちらも、「さらに」が重なる希少な非加熱。そして真のピンクです。
最近、エンゲージリングのメインにピンクサファイアやパパラチアサファイアを選ぶセレブが増えているそうです。
ブルーサファイアのほうは、イギリス王室はじめペネロペ・クルスさんやグウィネス・パルトロワさん等、ハリウッドでも注目されました。
近年ではレディーガガさんやユージェニー王女のように、非加熱のピンクやパパラチアサファイアを選ぶセレブが話題です。
ピンクやパパラチアのオレンジピンクも、女性の心に訴える色なのでしょう。
セレブに選ばれるのは、やはり世界一良質なスリランカ産のサファイア。
もちろん「非加熱」です。
いいものほど、ハイジュエラーのバイヤーに買われて欧米や中国(最近は中国のお客様が増えています)にいってしまうので、日本で非加熱の真のピンクを見つけるのは、なかなか大変だと思います。
日本でも、ピンクサファイアの魅力がもっと知られるようになるといいなと思っています。
真のピンクは女王の色。ピンクサファイアは、年齢を重ねたお客様にこそ、もっと楽しんでいただきたい宝石です。
写真上はかなりハイレベルなルースですが、良質で、お手頃なものがあれば、それも仕入れていきたいと思います。
エンゲージリングや記念のジュエリーに、ダイヤもいいけれど、幸福の色の宝石をメインにしてみませんか。
写真上は一切加工なし。室内の自然光で撮影しています。