1.新鮮さへのこだわり

 

 

スリランカに旅行をした人は、まず紅茶のおいしさに驚きます。

 

高級店ではない、街中の普通のお店で。

そして、紅茶工場でできたての紅茶を飲んだら、これが本当の紅茶なんだ、と改めて実感されるでしょう。

それは茶葉の品質のよさであり、さらにいえば新鮮さです。

スリランカの市井の人たちは、もちろんそんなに高い紅茶は飲んでいません。それでも、渋みだけは驚くほどないのです。インドやスリランカでは紅茶を鍋に入れ、沸騰したお湯でグツグツ煮込むことが多いのですが、それでも渋みが出ない。それは、茶葉そのものが新鮮だからです。

 

じゃあ、もし最高級品の紅茶を、本当にできたての状態でパックしたら… 

 

SHA CEYLONは、それがスタートでした。

スリランカ紅茶業界でかつてないほど、その「新鮮さ」に注目しました。

スリランカ政府紅茶局に品質を保証されたスリランカティーオークション出品銘柄、その最高ランク。さらに日本人の紅茶通が納得する紅茶を「製茶したて」の状態で現地で袋詰めし、日本に空輸しようと考えました。船便で紅茶を輸入する業者が大半の中、空輸というだけでも格段に鮮度は違いますが、そこからさらに鮮度を徹底的に追求したのです。

 

詳細はお教えできませんが、スリランカ独自の紅茶の流通事情を熟知している代表が、新鮮さを重視する他の業者がとるルートを、さらに短縮しました。

 

実は、なかなか複雑かつ独特の世界であるスリランカの紅茶業界。

その奥を知る人間だからこそ、現地の紅茶のプロフェッショナルと直に相談しながら、新しいルートを模索したのです。

 

最高のリーフを製茶したて、工場できたて、の状態で袋詰めすることに、とことんこだわりました。

 

 

●製茶〜袋詰めまでの時間を、工場との緻密な連携で、最短に

 

SHA CEYLONの紅茶も、ご購入後に未開封の状態であれば、他社製品と同じく長期保存していただけます。

スリランカからヨーロッパに輸出され、ブランドのラベルや缶で飾られてから、はるばる日本にやってくる紅茶たちを考えれば、おわかりになるでしょう。

各社とも、輸入時期や日本国内でのパック詰から3〜5年を目安に賞味期限を印字しています。

 

すべての紅茶は、高温多湿を避け、梱包以降一切空気に触れないなど、一定の条件下で保管されていれば、味はともかく、10年は問題なく飲めるとされています。

袋詰め後に開封しなければ、つまり空気に触れさせなければ、紅茶の最高の状態はかなり長期間保たれるのです。

 

SHA CEYLONは、この最初の段階、つまり製茶〜袋詰めまでの時間を、いかに短縮するかにこだわりました。

さらに、日本製のパッケージをスリランカに送り、現地で袋詰めすることで、最高級の茶葉の味と香りをできたての状態で封じ込めています。さらに、家庭用の簡易シーラーではなく業務用シーラーで高温シーリング(封)し、日本で開封されるまで、その鮮度が保てるよう配慮しています。

開封後は他の紅茶専門店と同じく、約1カ月ぐらいで飲みきっていただければと思います。

 

 

 

※製造(発酵後に乾燥を終えた時点)から2〜3年程経った紅茶も、保存状態に問題がなければ普通に飲めますが、渋みが出やすくなります。沸騰したて(100度)ではなく、95〜98度(沸騰後30秒〜1分後)のお湯で抽出しましょう。 

 

※スリランカ航空は以前はリーフ(かなり細かい茶葉)で紅茶を入れていましたが、現在はティーバッグを使用しているようです。シャングリラホテル等の高級ホテルもティーバッグを使用するようになっています。新鮮な紅茶の味は、リーフで入れる現地の紅茶がおすすめです。注文時に「ノーシュガー、ノーミルク」と言っておけば、深い味わいのブラックティーを楽しめます

 

SHA CEYLONは摘みたて、製茶したての紅茶を特別ルートで袋詰め。